脆弱性対応の状況について
2026年4月下旬より、ABCI 3.0の提供に影響する複数の脆弱性が報告されています。利用者への影響を考慮し、現在までの対応状況を整理して共有します。
現在の制限事項
対策の副作用として、2026/5/16 15:25時点で以下の制限があります。
- 一般ユーザは
ptrace()システムコール、およびそれを用いたデバッガ(gdb、strace等)が利用不可
対応状況一覧
- Copy Fail
- NVD: CVE-2026-31431
- 対応日時: 2026/4/30 18:15
- 対応内容: ABCI 3.0提供開始時点でmitigationを適用し、全ノードに影響がないことを確認済み。
- DirtyFrag
- NGINX Rift
- NVD: CVE-2026-42945
- 対応日時: 2026/5/14 15:15
- 対応内容: NGINXが導入されているすべてのサービスで
ngx_http_rewrite_moduleが使われていないことを確認済み。
- Fragnesia
- RedHat: CVE-2026-46300
- 対応日時: 2026/5/14 10:30
- 対応内容: DirtyFragに対するmitigationが当該脆弱性においても有効であることを確認済み。
- ssh-keysign-pwn
- NVD: CVE-2026-46333
- 対応日時: 2026/5/16 15:25
- 対応内容: mitigationを適用し、全ノードに影響がないことを確認済み。副作用として、一般ユーザは
ptrace()システムコール、およびそれを用いるデバッガ(gdb、strace等)が利用不可。
- DirtyDecrypt / DirtyCBC
- NVD: CVE-2026-31635
- 対応日時: 2026/5/17 20:25
- 対応内容: 対象ノードにおいて
CONFIG_RXGKが無効であり、影響を受けないことを確認済み。
- PinTheft
- NVD: CVE-2026-43494
- 対応日時: 2026/5/20 08:34
- 対応内容: 対象ノードにおいて
CONFIG_RDSが無効であり、影響を受けないことを確認済み。
脆弱性対応に関するお問い合わせ窓口