ABCI 3.0は、基盤モデル、生成AI、マルチモーダルAI等の最先端AI技術の研究開発、評価、人材育成を目的とした公的利用等に、重点的に提供することとしています。これを実現するため、共用高性能計算機ABCI利用約款に定める利用(「標準利用」という)のうち、目的への合致性、開発の公開性、利用者・利用原資の属性について要件を満たす利用を「開発加速利用」として認定し、標準利用料金からディスカウントした料金にて計算リソースを提供します。
開発加速利用は、応募資格を有する利用法人による応募に基づき、申請要件及び研究開発課題の内容を審査の上、認定されます。開発加速利用による利用においては、責務を果たす必要があります。
以下の3つの申請要件を満たすことを必須とします。
2024年度の開発加速利用の応募は2024/11/30 17:00に締め切られました。
年度ごとに成果報告書を以下のメールアドレスまで提出してください。
成果報告書の様式を以下に示します。
開発加速利用に係る以下の情報は、ABCI Webページにて公表いたします。
約款第21条に定める通り、ABCIを利用して得られた成果を学会発表、国際会議発表、プレスリリース等で発表する場合は、事前にその情報(表題、著者名、概要、会議名称・雑誌名称、発表日等)を以下のメールアドレスまでお知らせください。これは「標準利用」でも共通です。
開発加速利用によって得られた成果を学会発表、国際会議発表、論文、プレスリリース等で公表する場合は、謝辞の記載をお願いします。以下は謝辞の文例です。
ABCIを利用して得られた成果に関して学会発表、国際会議発表、論文等でABCIを引用する場合は、以下の文献情報を利用してください。
@misc{takano2024abci30evolutionleading,
title={ABCI 3.0: Evolution of the leading AI infrastructure in Japan},
author={Ryousei Takano and Shinichiro Takizawa and Yusuke Tanimura and Hidemoto Nakada and Hirotaka Ogawa},
year={2024},
eprint={2411.09134},
archivePrefix={arXiv},
primaryClass={cs.NI},
url={https://arxiv.org/abs/2411.09134},
}
開発加速利用を通じて得られたノウハウを技術ブログ等のオンラインメディアにて公表することも推奨します。公表の際には、表題、著者名、概要、URL等を以下のメールアドレスまでお知らせください。
FY24は移行措置として本要件を優先条件としました。FY25以降は必須となります。 ↩